研修の一部をご紹介

2008年11月15日

現在、毎週治療院内で講義・実技研修をおこなっております。
 
 
今までの講義内容
・    プロらしい態度とは
・    触診について
・    刺激量=ドーゼ
・    オイルマッサージ
・    角度選定
・    経穴を意識した施術
・    頚部に対するアプローチ
・    脳波(EEG) など。
         
 
その内容の一部をご紹介。
 
先ず新規の患者さんが来院された場合、また既に来院されている患者さんでも違う症状が出た場合に問診はもちろんですがその問診と合わせて【プロらしい所見の取り方】が最初の段階で非常に重要になります。
問診事項を本に必要と考えられる検査やテストを行いますが、この時に患者さんに極力負担をかけないように“スムーズにかつ正確”に行わないといけません。
これにより患者さんを安心させることに繋がります。
また得られた検査結果から推測をし、患者さんに説明できないといけません。これもまた患者さんを不安にさせない大事な要素です。
 
次に【触診】に入りますが触診の意義は患者さんの状態を確認するためであり、筋緊張・硬結・圧痛・陥下・痛覚過敏点などや左右差を見て“悪い所を見極める”ことにあります。
患者さんが訴える部位はもちろんですが、そこと関係があったり原因がある部位「そんなところも」や、またやってもらいたい部位いわゆる「あー、そこそこ」もしっかり探せないといけません。
探せないことには治療になりません。ですので触診は絶対出来ないといけません。
 
触診ができたら治療に入っていきますが、ここで重要なのが【刺激量=Dose】です。Dose(ドーゼ)とは飲み薬などの服用量の1回分、1回に照射される放射線量、ぶどう酒に風味などをつける添加香味料などの意味があります。
これは患者さん一人一人の感受性も違いますが、皮膚レベルの痛覚過敏点などに圧を加えてしまったら大変です。このような場合は【オイルマッサージ】をしたり、徐々に圧を加えていったりといった技術が必要になります。
そして圧を加える方向【角度選定】も必要です。これにより“効く”度がアップします。
 
そしてどの筋肉を揉んでいるか、その作用、また神経支配なども考えながら施術をしないといけませんが【経穴を意識した施術】も必要になります。
ただ筋肉を揉むだけではなく、経絡を考えたり経穴を意識したりすることにより治療効果が上がる場合も少なくありません。
例えば肩凝りの患者さんで頭痛がある場合にただ肩上部を揉むだけではなく“肩井”という経穴を意識して揉むことにより気の流れを良くし頭痛が改善される場合もあります。
 
 頚部には血圧調整などを行なう反射受容器や神経叢が集まっており日常的に血圧に変動がある人(高血圧、低血圧 etc..)や刺激に対して過敏な人はその刺激により、症状を引き起こしてしまう可能性がある為【頚部に対するアプローチ】は十分に注意して行なわなければなりません。
 
 
患者さんの症状を正確にとらえ、そして的確なアプローチを行い、より効果的な状態改善を目指してそれぞれがひとつひとつの課題に取り組んでいます。
 
編集 三瓶敏和

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