37才 男性 競輪選手
五日前に、レースにて落車転倒、左頚部の痛み(鞭打ちの状態)右手首、右臀部打撲。
競輪競争といえば落車による怪我とは、常に隣り合わせ。この選手には落車の際、バンクとの摩擦によって起こる擦過傷がない。すなわち、ドスンと地面に叩きつけられた状態である。
写真(左)は、来院時の臀部の状態。やはり、打撲による右臀部の緊張がかなり強い。普段から腰にも負担がかかっているのでまずこの臀部の緊張と骨盤調整をしなければならない。
写真(右)は、10分程の調整により写真のように右臀部の緊張をなくすことができる。
しかし、当院ではここから本格的な治療になる。
普通であれば、強度打撲後五日目の治療となると患部は痛みが強くなかなか触れないが、選手となるとそれは通用しない。何しろ落車当日、羽田空港からすぐ治療院にいくからと、三日後にレースだからといってバランスだけでも調整してくれと直行してくることさえある。
さらに競輪場内ではすさまじい擦過傷があるのにも関わらず、ケアを望む声もよく聞くことがある。
なんとも、その勝負根性、ファンのために大怪我をおして出走するという精神力は、今まで多くのプロアスリートをみてきたが競輪選手以外みあたらない。
【アクセス】
電車:京成線三咲駅より徒歩5分
(お車でお迎えいたします)
お車:京葉道路 花輪インターチェンジより約15分
【住所】千葉県船橋市三咲1-8-8
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