本日のtopics。(研修、中医学)

2008年12月4日

研修;実技

本日は、治療の組み立てを表現しながら先輩スタッフがそれにそって施術を行う練習をした。治療を組み立てするスタッフは経験1年目。かなり技術のあるスタッフである。

その方法に沿って行うのは院長。院長は前からこのような練習は行っていたというのであるが、私は初めて見ることになる。

治療表現ができるということは、問診・触診をした段階ですでに施術の組み立てができているというわけである。実際の治療表現は中々難しい様子であったが、約70分の施術のうち40分くらいまでは表現も、その手技に対して骨格筋の緊張緩和がなされていた。しかし施術中身体に変化が現れだした時(主訴とは異なる部位の痛み、被験者の求める刺激量の違い。新しい凝りの発見、手技表現方法等)に施術内容の変更、手技の組み換え、刺激量に対する指示の臨機応変さがとなる研修であった。

研修内容をみていた私としては、これは技術上達には非常に有効であると感じられた。

しかし、これを行っていくのには指示を受けた側の施術者、今回は院長であったが、その表現された通りに先輩施術者ができるようにしないといけないという感想であった。

さらに、私的感想であるが、同じ資格者として一体院長は何十種類、何百種類の研修コンテンツを持っているのかと思った。

それを聞いて見たところ「そうかねぇ。」というそっけない返事しか返ってこなかった。 (大友)
 

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中医学;手技倶楽部にて治療を受けて

その日は夢見が悪く何度も起きて、寝た気がしなかった。朝起床時より情緒不安定で、

掌、足底のほてり(かなり強い)、掌に汗をかく、イライラ、口渇、心窩硬否。脈、弦、滑、やや数。舌やや暗紅。

弁証)肝鬱火化、心火上炎

治療後、精神的に安定し、掌、足底のほてり、汗が消え、口渇も緩和した。

この様な現代医学的にいう不定愁訴は、中医学的弁証論治によって、治療効果がすぐに感ることが多々あり、鍼灸師としてはその効果を厳しい目でみているが、きちっとした鍼の技術により症状の変化があることに対して感動を覚える瞬間である。
 

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治療;按摩・マッサージ・指圧。

どうせ解すなら、写真のようになればいい。

施術終了後の状態である。全身の骨格筋緊張を解すと大抵の方がいわゆる自然に大の字になる姿勢をとる。ここで今日の治療効果を視診で判定することができる。どこかが解れていないと写真下のような状態になる。まず最低限この姿勢を目指すことが大事である。膝の痛い方であれば足首は外側に向くことはないし、肩が痛い方であれば、手を大きく横には広げられない。それを診て判断するということも問診すると同様な洞察力が必要である。(櫻井)

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