治療院といえば「肩こり、腰痛、首の痛み」のお悩みの患者様が多いのは簡単に想像できますが、今回は肩こり、腰痛についてのお話しです。
厚生労働省が発表した平成22年度「国民生活基礎調査の概要」の「性別にみた有訴者率の上位5症状」の集計を見てみると、男女いずれの場合も肩こりと腰痛が1位と2位を占めていました。
そこで、当院でもランダムに選んだ初診表1000名分から肩こりと腰痛に丸をつけている患者様の実態調査をしたところ、その数の多さにビックリ!!
なんと743名の患者様が肩こりや腰痛のお悩みをお持ちで、全体の74.3%にものぼることが解りました。この数字を見ただけでも、肩こり、腰痛は日本人全体が抱える「国民病」と言ってもいいのではないでしょうか。
もう少しみてみますと、この74.3%の肩こりや腰痛のお悩みをお持ちの患者様のうち肩こりのお悩みをお持ちの患者様が19.1%、腰痛が15%、肩こりと腰痛の両方を訴える患者様が40.2%でした。
では、肩こりと腰痛の男女差ってあるのでしょうか。
当院での肩こりと腰痛の性別にみた有訴者数を調査したところ以下の様な数字が出ました。
男性 | 女性 | |
肩こり | 66名 | 125名 |
腰痛 | 109名 | 41名 |
肩こり&腰痛 | 151名 | 251名 |
肩こりを訴える男性患者様66名、女性患者様125名。
腰痛を訴える男性患者様109名、女性患者様41名。
肩こり腰痛の両方を訴える男性患者様151名、女性251名。
女性患者様の方が男性患者様よりも1.89倍多く肩こりを訴え、男性患者様の方が女性患者様よりも2.65倍多く腰痛を訴えています。また、肩こり腰痛の両方では1.66倍多く女性患者様の方がお悩みをお持ちでした。
この男女差ってどこから来るのでしょうか。
事務職の元OLだった自分の経験をもとにお話ししますと、一日約8時間はPCの画面とにらめっこで事務仕事をする毎日を送っていましたので慢性的に首の痛み、肩こり、腰痛に悩んでいました。
やはり女性の方が、職場でも家庭でも細かい作業を同じ姿勢で長時間する事が多いのが原因で肩こりや腰痛を訴えるのではないでしょうか。
また肩こりからくるめまいや頭痛のお悩みも女性の方がお持ちなのではないかと予想できます。
されど肩こり、されど腰痛。
みんなが抱える身近な疾患ですが、その裏にはそれぞれ個人のライフスタイルやその時代背景まで見えてくる気がします。
余談ですが、OL時代にPCの画面を同じ姿勢で長時間凝視した結果、目の疲れと肩こりに
悩まされたにもかかわらず、仕事の忙しさにかまけて痛みを放置していたところ手の痺れや坐骨神経痛にまでなってしまい治すのに大変な時間がかかりました。
鉄は熱いうちに打て!!
どうぞ皆様も肩こりや腰痛が軽い症状のうちに治療を受けて下さい。
当院は朝9時から夜10時30分まで年中無休で治療を行っておりますので、貴方のライフスタイルに合わせて治療を受けることが出来ます。
どうぞお気軽にお問合せください。
【アクセス】
電車:京成線三咲駅より徒歩5分
(お車でお迎えいたします)
お車:京葉道路 花輪インターチェンジより約15分
【住所】千葉県船橋市三咲1-8-8
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