毎週月曜日の16時からは、さくら治療院勤務5年以下のスタッフの研修時間です。
毎回違うスタッフと組めるように二組に分かれ
一人は主訴に対し、自分の持っている技術・知識をもって治療に専念し
もう一人は受けた技術を評価する。またその治療がいくらであるか必ず金額をつける。
お互いが資格者であるからこそ気付ける事も多くあり、
週に一回ケアを受ける意義を、身をもって知るための研修でもあります。
*主訴:背中の張り(深呼吸しにくい) 施術:院長
いかに患者さんを不快にさせない押し方をすることが大事である。
例えば今回の主訴のように背部ではどうするか。
背部の緊張が強いからとぐいぐい押してしまっては、患者さんは苦しい・痛い・・となってしまいます。
では、背部の施術で違和感を持たせないためには?
その一つとして、押す方向があります。
今回院長が見せてくれたのは、脊際の筋の膨隆を母指でアプローチする方法。
外から内に向かって施術を行うには痛みを伴って不快になりますが
内から外に向かって施術を行うと不快感はなく、患者さんに負担はありません。
院長曰く、この施術は上肢と母指の筋力が必要となるため
かなり鍛えないと難しい手技であるとの事。
早速私も試してみるが、腕力が足りないのかなかなかできませんでした。
患者さんが不快にならない施術の仕方はぜひ身につけておきたいものです。
明日からダンベルで上肢を鍛えようと思います。。。
*主訴:下肢の鈍重感(階段を昇る際の足の重だるさ)
触診にて浮腫が診られたため、これを原因とし、浮腫の改善とともに
押圧での痛みもあったため、圧痛消失させることを目的に治療を行った。
施術後、下肢の鈍重感軽快・圧痛消失がみられた。
ただし受検者から、大腿四頭筋のアプローチでくすぐったさがあり
刺激量が合わなかったとの指摘があった。
*主訴:腰痛(急性腰痛を引き起こしそうな痛み)
腰部回旋時の痛みと関節可動域制限が診られたため
その症状の寛解を目的に治療を行った。
施術後、腰痛軽減・可動域改善がみられた。
受検者からは腰部が軽くなった分、頚部の張り感が逆に目立ってしまったため
そちらのアプローチを今後どうするのか指摘していました。
このように 技術力・知識・気遣い等、自分が知らずに見過ごしているところを
同じ現場で働くスタッフ同士、切磋琢磨し合って伸びていけば
患者さんに良い治療を提供していけるのではないでしょうか。
ちなみにこのグループには院長も参加しています。
すなわち常に院長に技術評価され、マンツーマンで勉強させてもらえるという
利点もたっぷり!!
ただし容赦なくだめだしされるため、緊張するとは思いますけど・・・(笑)
編集:大友
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