治療:手技、揉捏。
男性、右肘内側の痛み。仕事で多くのスポンジの水を切る動作を繰り返したところ、右肘に痛みが発症した。さらにゴルフを行い肘の痛みが憎悪した例である。
今まで肘の痛みには鍼を用い鎮痛をしてきた例が多く、非常に効果のある治療手段であった。しかし、今回の場合、鍼に対する抵抗感があるため、その状況を判断し手技での処置とした。腕に力瘤ができる反対側の上腕三頭筋という筋肉に無数の硬結があることが触診でわかる。通常の施術を行いながら、最後に主訴部位を念入りに軽めの揉捏により、30分ほど治療を行う。
硬結が縮小されていくのがわかり、施術終了後はペインスケールで10→3となる。早い段階で施術を行うことができたのが症状緩和につながっていくものと思われる。 (安東)
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話し方教室:研修
当院では毎週木曜日に「話し方教室」というものが行われている。これは主にスタッフの接遇の向上を目的とした会話のための勉強会である。内容はまず基本的な言葉遣いや敬語、会話の構成の修得、ひいてはその実践練習としてのスピーチ等となっている。また会話の基礎として発音発声についても重視し、時間をかけて発声練習も行っている。
ここには同時に一般の方、患者さんもそれぞれの目的に従って参加しており、その中にはこの発音練習を一つのリハビリテーションとして行っている人もいる。実際発音練習は大きな声をしっかりと出すという普段の生活ではなかなか経験することのできない、健康な者にとっても十分トレーニングになる内容となっている。
正しい敬語や会話の構成を学び、シミュレーションとしてのスピーチを経験することは実際の現場対応の中でスタッフの自信につながっている。
私たちはこうしたスキルを生かし、患者さんにわかりやすく安心できる接遇につなげて行きたいと考える。(萩原)
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治療:鍼灸。中医学;気血両虚。血於。
女性、通院5年半 毎週1~2回来院。
既往歴として約15年前から人工透析を毎週3回行っている。
先週年1回の胃カメラの検査。結果は昨年に比べ状態が良いとのこと。
血液検査の数値も以前より全体的に良くなっており、ご本人は「毎週きちんと治療を受けていると見えない部分の状態も良くなっていてうれしい。定期的なケアは本当に欠かせない。」と繰り返しおっしゃっていただき、私としてはこの仕事でのやりがいを感じる瞬間でもあり、と同時に施術者として、一人一人へ治療を施す責任感と、きちんと経過を追って状態をみていく重要性を改めて実感する場面であった。 (辻)
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ニュース:地域、火事、火の用心。
本日午前11時30分頃、治療院付近で多くの消防の緊急車両がけたたましいサイレンと同時に空を見上げると白煙が上がっていた。これからの季節、火の始末には、十分に気をつける必要性がある。防火管理者の私は、帰りにガスの元栓、タバコの消し忘れ、コンセント部分、誘導灯など念入りに確認を行っている。就寝時、外出時には火の元の確認を十分に行いましょう。 (大友)
【アクセス】
電車:京成線三咲駅より徒歩5分
(お車でお迎えいたします)
お車:京葉道路 花輪インターチェンジより約15分
【住所】千葉県船橋市三咲1-8-8
※移動中や施術中は申し訳ありませんが電話に
でられない場合があります。