治療;顔面の痛みに対する施術。
20代の女性。目の下の痛み。痛覚過敏。(シェーマ写真1)。医療機関での診断名→おそらく疲労であろう。今日までに鎮痛剤、鍼、マッサージを行うも過敏により直接的な施術は困難な状態。ゆっくりゆっくりとした指圧でも痛み強く行えない。あえてできるのは手掌で軽く顔面部の圧迫をするくらいの施術のみ。
かなり思慮した結果、写真2~5のアプローチとなる。経穴で、四白、印堂の2穴である。その刺激は1次痛という刺されたような痛みではなく、顔全体に響くような感覚であり、通常の施術後2回ほどで痛みの緩和がはかれた例である。以前より定期的に来院されていた方なので、患部に触れることができたが、これがもし新規の方であればかなりの時間をようしたかもしれない。(櫻井)
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第58回手技倶楽部;鍼灸・実技。
今回は“中医鍼灸の施術報酬を考える”がテーマであった。施術料金は時間・相場(これについてはよく意味がわからないが)等で感覚的に施術報酬を決める治療院が多い。中医鍼灸を行う上で新しい試みである。問診~手技技術に至るまで、その間の手間や施術例などを考慮しながら具体的な料金設定を各資格者が決めていく。鍼灸技術を身につける研修から、よりよい効果を求めそれを報酬につなげていくという段階に入ってきた。各資格者に四診→理→法→方、穴→術の段階における割合を100とさせた。それを個々の施術料金を設定して施術の実際を行い、患者さんが思う料金と施術者が提示した料金がどのような差があるのかというロールプレイングを行った。(櫻井)
【アクセス】
電車:京成線三咲駅より徒歩5分
(お車でお迎えいたします)
お車:京葉道路 花輪インターチェンジより約15分
【住所】千葉県船橋市三咲1-8-8
※移動中や施術中は申し訳ありませんが電話に
でられない場合があります。