話し方教室

2007年6月15日

さくら治療院では、週に一度
NPO法人話し方HR研究所 常任理事講師の
松戸秀代先生を講師に迎え
話し方教室を行なっています。

 

今日は全体の流れと、講習内容の一例を
ご紹介します。

 

最初にしっかりとした発声発音の練習から。
壁にピッタリと頭～肩甲骨～踵をつけて
まっすぐの姿勢を保持します。
そしてアエイウエオアオといった基本的なものから
早口言葉や外郎売り（市川団十郎）の長いセリフまでしっかり大きく発声します。
終わる頃には額にうっすらと汗、
のどはカラカラになります。

 

今回のテーマは電話対応のロールプレイングです。
正しい言葉使いのなかで、様々なご用件に対し
臨機応変に言葉が出るようにします。

 

電話での明るい対応、感じが良いという印象が残る電話の声が目標です。
明るい声は受話器を持ち、あごを少し上に向けると１トーン上がります。
挨拶からしっかり発音し、雑な印象にならないようにします。

 

定期に通院されている方からの電話という設定で、
天候などから健康を気遣った一言などを
実際に言葉にして伝えます。
また、電話を取次ぐの際の待ち時間を
快くお待ち頂けるように
保留にする前後のロールプレイングも行ないました。

 

始めはたどたどしい対応だった講習生たちも
松戸先生の熱心な指導のなか
何度も何度も繰り返しているうちに
少しずつですが言葉が出てくるようになりました。
あっという間の二時間半、
練習の手ごたえを感じ始める頃に
終了の時間となりました。

 

さくら治療院では、このような研修を通じ
ベテランスタッフから新人スタッフが
共に成長し合えるよう
治療技術はもちろん
コミュニケーションを大切にしております。