スタッフ研修
主訴:足底のむくみ、腰下肢の重だるさ
以前より足底にむくみを感じていたが、梅雨入り以降、より一層症状が顕著にみられるようになったとのこと。触診で内側アーチに筋硬穴がみられたため、これを原因とし、ほぐすことでむくみの改善を図るようアプローチをする。ポイントを捉えることは出来ていたが、手技の選択が誤っていたのか、刺激量が足りておらず、十分な効果が得られませんでした。
また、下肢に関しては中心のラインに緊張が強く診られた。が、施術を行うと部位が徐々に外側へずれていってしまった。鍼も同様で、中心のラインに置鍼を行おうとしていたが外側にずれてしまっていた。術者としてはラインをしっかりと捉えていると感じていたが、受検者は外側にずれている、という認識の違いが生まれてしまいました。
ただ、凝り固まっている部位をほぐすのではなく、患者さんがほぐしてもらいたい部位や刺激量を考えて手技を変えていくこと、また、術者と患者間での認識の差異をなくすこと。これらは状態を把握し、治療効果をあげる上で重要だが、本人は気付けない、見過ごしてしまいがちなことである。常にどうすればこの症状は落ち着くのか、楽になってもらえるかを考え、研修ではスタッフ同士で指摘し合い、治療技術の向上を目指しています。
編:金野
【アクセス】
電車:京成線三咲駅より徒歩5分
(お車でお迎えいたします)
お車:京葉道路 花輪インターチェンジより約15分
【住所】千葉県船橋市三咲1-8-8
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