三陰交
電子カルテ
逆子、女性、鍼灸
先週、36週を超えた妊婦の逆子治療。
9ヶ月目に入ると中々返りのパーセンテージが低くなるといわれているが、無事5回の治療で逆子を返すことができた。
特に*1三陰交に対しての反応が強く、担当した術者は婦人科的症状においては同穴を施術する際の効果を改めて見直すとのことである。(辻、大友)
逆子成功例15人目。
*1三陰交:
部位:内果(内くるぶし)の上3寸
11月17日
反応点、手技、治療
ふくらはぎの痛み;男性。プロスポーツ選手。
ふくらはぎの違和感と圧痛が写真の強圧刺激で消失した例。
部位はうちくるぶしの斜め下。ちょうど膨らみのある部位から踵にかけてである。この部位にふくらはぎからつながる多くの腱鞘がある。丁寧に触診をしたところ、術者の指の感覚と受け手の「あっそこだ。」という場所が一致した。そこを押圧するとふくらはぎに響いたという。そこで再度ふくらはぎの圧痛を調べたところまったく痛みがないとのこと。
同様の手技を60歳代女性の変形性関節症と診断された膝の痛みの方にも、行ったところ足の軽快感がいつもと比べるとかなり違うとのこと。(櫻井)
鍼灸、治療
プロスポーツ選手のリラクゼーション(筋疲労)のための鍼。
レースが続いて疲労困憊になった競輪選手に対して、鍼施術でのリラクゼーションを行う。
疲労には精神的なもの、肉体的なものがあるが、筋肉がバンバンになっている状態をいかに鍼で自覚症状を緩和できるかを行った。
約40分間の体幹の施術により、「右側の状態はいいが、左の違和感が若干残る。」との表現であった。スケールにしてみると張り感と疲労感が10→4くらいまで症状の緩解。鍼を打つスピード、ポイントの触診のレベルをより上げる必要性があるという課題を持つことができた。(伊藤)
11月18日
院内研修、実技
視覚障害のある資格者に対する按・マ・指の実際。
盲学校卒の三療師に対して毎週研修を行っている。晴眼者が行う研修とは違い、実際に実技を行なうことでその感覚を養う訓練方法が技術上達の早道であると取り組んでいる。弱視のような方の場合、視力があるため点字等の文献を読み取ることができないケースにおいては、症状を設定して身に染み込ませてもらう方法があっているようだ。むろんディスカッションは欠かせない。
本日は経絡按摩。(三瓶・櫻井)
第54回手技倶楽部
鍼灸・講義・実技;四診。
すでに、中医学の基本は各々マスターしてきている状態の中で、いかに患者さんからの情報を得て状態把握ができ治節をたてられるかの段階に入ってきた。実際の場面を想定しながら中医学で大切な四診を行っている。ただし問題になるのがあまりに症状が多く、術者側がまとめきれないという点。それから、術者側の誘導的な問診において誤った弁証をたててしまう危険性を示唆しながら四診を行った。(櫻井)
【アクセス】
電車:京成線三咲駅より徒歩5分
(お車でお迎えいたします)
お車:京葉道路 花輪インターチェンジより約15分
【住所】千葉県船橋市三咲1-8-8
※移動中や施術中は申し訳ありませんが電話に
でられない場合があります。